気持ち悪い

私は言葉遣いにはルーズな性質なので、古い用語用法もあらたしい(←これは古すぎる)用法も、比較的受け入れちゃう方だと主観的には思っている。

# 「新」という感じは本来「あらた」と読む。だから形容詞として用いる時には「あらたしい」と読むのが正統なのだ。 :P


だが、うちの会社のお偉い人々の使う言葉には全く理解不能なものがあって気持ち悪くて仕方がない。

私が間違っているのかどうか、誰か教えてくださらないだろうか。

「小職」
どうやらへりくだった1人称のつもりらしい。
私の感覚では、これは公務員のみ、頑張ってもサムライ商売(国家試験に受かった××士との肩書きを持つ人々のこと)までが使うことを許される言葉だと思え、一般企業人が使うのは奇妙奇怪に感じられる。
というのも、「職」とは「官職」の職(職級)であって、一般人には与えられないものだと思うからだ。「小職」は、官吏が自分のことを「低い職級に過ぎない私」とへりくだって言うための言葉だと思う。だから、うちのお偉いさんは、どんなに偉い肩書きがあろうとも、それは公「職」ではないはずだ。

「貴下」
どうやら、「あなたの部下達」という意味のつもりらしい。
用例「経営会議にて、以下事案が議決されましたので、お知らせ致します。貴下にご周知いただき、……」
私の感覚では、同等または目下の相手に対する2人称だと思うのだが。